スキンケアの原理
美容整形外科の観点から、肌の劣化を未然に予防するためには、皮膚の状態を常に清潔に保ち、健全な体調を整えた上で、代謝機能に必要なエネルギーを過不足なく皮膚へ供給してあげる事が欠かせません。
冷暖房などによる空気の乾燥や、化粧品・洗剤などの使用は、皮膚へ過剰な刺激を与え細胞の損傷速度を速めてしまいます。また、疲労・ストレスや睡眠不足、食生活の乱れといった不摂生も、活発な新陳代謝を阻害することになり、肌の老化、劣化を促進してしまう大きな要因です。
人間の活動に使われるエネルギーは、脳や内臓など生命にとってより重要な器官へと優先的に回されるため、皮膚組織の代謝に必要なエネルギーは後回しにされてしまいます。そのため、ちょっとした不摂生がすぐ肌荒れとなって現れてしまうことは、わたしたちが普段経験している通りです。
皮膚の代謝機能
新陳代謝に必要なエネルギーは、当たり前のことですが十分な睡眠と栄養バランスのとれた食事から生み出されます。肌荒れの症状が出たらまずビタミンを摂らなくてはならない、と考える人も多いようですが、肌に十分なエネルギーが行き渡っていない状態で特定の栄養素ばかりを摂取しても効果は望めません。基礎的な栄養バランスをしっかり満たした上で、野菜・果物などのビタミン・ミネラル、肉や魚などの蛋白質を過不足なく摂ることが重要となります。 エネルギーが十分確保された状態で初めて、組織を作る蛋白質や表面を守るビタミン・ミネラルのはたらきが発揮されるからです。 もっとも、皮膚組織の保全にビタミン群やミネラルが大きな役割を果たしている、という点は間違いなく、臨床的な美容整形施術においても、アンチエイジングのための重要な成分として利用されています。
